とりあえず、やってみたら?  -シンプルライフへの道ー

子育て中でもシンプルに★断捨離を続けて日々変化中

物が少なくなったら掃除が好きになった。

2017年2月現在の私は

家の中を掃除するのが大好き。

 

これは私という人間を子供の時から知っている

人間からすると、驚愕の変化。

 

私が自分の部屋を持ったのは小学5年生頃。

実家は田舎の山の中にあり、築年数は古いものの

部屋数は家族の人数以上ある大きな家でした。

 

 

「自分の城」を手に入れた私は

趣味の漫画本や雑誌をお小遣いで購入しては

どんどん溜め込んでいきました。

 

そしてもちろん、掃除なんてしません。

母親が掃除機をたまにかけてくれるのを期待しながら

好きなことだけして過ごす日々。

 

それなりにお手伝いはしていたので

掃除機の掛け方、拭き掃除の仕方

トイレ掃除や洗い物など一通りは知っていましたが

部屋にほこりやゴミが落ちていても

たいして気にならないという残念な子供でした。

 

それは中学生・高校生になっても変わらず。

途中家を建て替え、フローリングになったことで

埃はより目立つようになったにも関わらず

まったく気にならなかったんです。

 

そのまま進学のため一人暮らしを始めると

さらにグータラに磨きがかかり

誰からも怒られないのを良いことに

どんな掃除をしていたかも思い出せない程に。

 

今思い返すと不思議で仕方がありませんが...。

その位、住まいと生活に無頓着な

どうしようもない人間でした。

 

掃除が嫌いなんじゃなくて、掃除のためにモノをよけるのが面倒だった

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グータラだった学生時代も

掃除が嫌いだったというわけではありません。

 

掃除の後はそれなりに爽快感もあったし

部屋が綺麗になると自分ができる人間になった気がして

「さぁ、何か新しいことでも始めよう!」

なんて思ったり。

 

掃除を始めるまでは腰が重くても

始めだすと楽しくなって

やり始めるととことんやる

そんな掃除の仕方でした。

 

でもそれは疲れるんですよね。

5分10分じゃ終わらないし。

1~2時間かかるなんてザラで

そうなると、始めるまでがすごく決心がいる。

 

私のような人間って少なくないんじゃないでしょうか。

 

でも今、断捨離を進めて部屋の中のモノが少なくなり

掃除をすることが楽しくなっているんです。

 

まずは床に邪魔なものが少なくなったこと。

これは本当に大きい。

 

掃除機をかけながらいちいちモノを

よけなくてはならないという手間からの解放。

 

拭き掃除をしながら

なぜ飾ってあるのかわからない雑貨をよける手間からの解放。

 

片づけをしながら、入りきらない収納に

どう入れようか頭を悩ませることからの解放。

 

このストレスフリー感により

掃除好きの私が出来上がってきたのです。

 

なーんだ。

私、掃除好きだったんだ!と

30代で自分の一面を知りました。

 

断捨離はモノが少なくなるだけではなく

様々な方向から良い影響を与えてくれるんですね。