キッチン周りは「何もない」ほど家事が時短になる。
我が家のキッチンはカウンターキッチン。
とは言っても全てがオープンではなく
半分オープンのカウンターキッチンです。
ちょうどシンクの前がカウンターになっていて
コンロの全面は壁があり、ダイニングから見えないようになっています。
この作りだと油汚れがダイニングや
リビングの床に飛ぶことが無いので
私的には正解だったなと思っています。
とは言っても建売りマンションですので
自分達でキッチンの形を選べたわけではないのですが...。
結果として使いやすいので、作りとしては満足しています。
システムキッチンにはたくさんの収納が付いており
鍋やフライパン類の調理器具等、ボウルやキッチンツール類は
全てシステムキッチンの収納内に収まっています。
昨年からの断捨離により
使っていない鍋や調理器具をどんどん手放したので
収納的には2~3割の余裕がある状態。
ぱんぱんに詰まっていた時よりもとっても使い勝手が良いです。
その中で調味料を入れている一角があるのですが
以前は、冷蔵保存が必要ではない
塩・胡椒・砂糖・出汁のもと等の調味料を
全てコンロ周りに配置していました。
理由は、料理中に引き出しを開けて
いちいち取り出すのが面倒だったから。
育った実家もコンロ周りに
調味料が配置されていたということも理由の一つ。
それが「普通」であり調味料が「使いやすい」状態で
「料理もしやすい」ベストな位置だと思っていました。
油は思った以上に広範囲にハネている
コンロ周りに調味料があると
料理の際にパパッと使えて便利です。
しかし、それと同じくらい油ハネによる汚れが
容器に付着し、その上に埃が付着し
ふと気が付くと触った手が油で汚れている
ということが頻繁にありました。
料理をする際は便利だけれど
本当にこれが正解なのだろうか?と
悩み始めたのは断捨離開始前のことでした。
「何もなければ汚れるものも無い」ということにやっと気付く
昨年2016年の夏になる前。
梅雨のじめじめと鬱陶しい時期でした。
気分もスッキリせず、なんとなく気分も乗らないある日。
カラフルに並んだ調味料の存在が何故か気になり
システムキッチン内に隠してしまいたいという
気持ちが湧いてきました。
たくさんの使わないモノが鎮座していた
コンロ近くの調味料入れの中身を全部出し
賞味期限の切れているものや不要なものを捨て、
本当に必要な調味料だけに絞ったところ
コンロ近くに置いていた調味料は
全て引き出しの中に仕舞うことができました。
するとどうでしょう。
気分もキッチン回りもとてもスッキリしました。
それと同時に、気になりつつも見ないふりをしていた
「容器の油汚れ」というストレスからも解放されたのです。
そして
「調味料がすぐに出せないから
料理の際に不便になるのではないか」
という心配は、全く問題ありませんでした。
使うであろう調味料は引き出しから出し
使い終わったら仕舞う。
それだけでよかったのです。
本当に単純ですが、なぜそれまで気が付かなかったのか。
それからというもの、料理の後の掃除がとても簡単になりました。
何もないコンロ周りと床をセスキでササっと拭けば終了。
元の綺麗な状態に戻すことが
とてもカンタンになりました。
モノをどかし、よけながら掃除する。
これが掃除を手間と感じる原因。
何もなければ掃除は
どんどん楽になる。
忙しい、時間がない方こそ
「見えるところに何も置かない」整理術を
ぜひ試してみていただきたい。
きっと、気分がスッキリし
キッチンに立つのが楽しみになると思います。
毎日使う場所だからこそ、自分にとって
気持ちよい空間をキープしていきたいですね。