重要なのは手放すことじゃない。「必要なものだけ」にすること。
断捨離というと、どんどん捨てていく
モノを大切にしない人種のように聞こえます。
私もそう思っていました。
でも、断捨離の本当の意味って
まったく違うんですよね。
モノを片付けるということは
一つ一つのモノと真剣に向き合わなくちゃいけません。
そもそもポイポイ捨てられないから
モノが溜まっているわけなのですが。
色々な角度から判断する必要があります。
服1枚捨てるにしても、私はこんな感じで自問自答しました。
「この服、今年何回着た?」
「そもそも、この服似合ってる?サイズ合ってる?」
「この服の状態(毛羽立ちやヨレ)は
着ていて恥ずかしくないだろうか」
「次のシーズンも着たい?」
もちろん、途中でNOが出たら
メルカリもしくは状態次第ではごみ袋行きです。
でも最初はそのボーダーラインがわからず
手放せたのはほんの少し。
8割位は残ってしまいました。
服選びが楽になってきたことで、重要なことに気が付く。
断捨離の判断力が弱かった私でも
回数を重ねるうちに、少しずつ衣類が整理されていき
朝、服を選ぶことが前よりも楽になってきたことに気が付きました。
それは、買っただけで着ていなかった服や
サイズが合わなかった服が無くなったことで
無意識に感じていた服へのストレスが
減っていたのだと思います。
せっかく買ったんだから着なくちゃ。
でも着たくないんだよね…と
心の中で毎日モヤモヤがあったのでしょう。
その時初めて、断捨離とは
いらない物を捨てることじゃない。
本当に必要なものだけ残すことなんだ!と気が付いたのです。
もちろんこの期間は1週間や1ヶ月ではありません。
3ヶ月はかかりました。
一気に断捨離しなくても
わかるときは来るんです。
それは、人にどれだけ言われても
自分で実感しないとわからないでしょう。
ものすごく心がスッキリして
爽快な気分だったことを覚えています。
捨てること、手放すことへの罪悪感もパッと消え
更に私の断捨離スピードが上がりました。
本当に、これは感じた人にしか伝わらない。
ぜひ、みなさんに感じてほしい爽快さです。